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学校における「合理的配慮」とは、どのようなことですか?

学校における「合理的配慮」とは新しい概念で、国連で日本が締結した「障害者の権利に関する条約」や、わが国の「障害者基本法」の理念を踏まえ、文部科学省の「合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ」により定義注1)づけられているものです。

学校における「合理的配慮」の観点。

  1. 教育内容・方法
    (学習上または生活上の困難改善への配慮、学習内容の調整、教材などの配慮、心理面や健康面の配慮など)
  2. 支援体制
    (専門性のある指導体制の整備、子ども・教職員・保護者などの理解啓発を図る配慮など)
  3. 施設・整備
    (校内環境のバリアフリー化など)

これらの配慮は、障害の状態や教育的ニーズなどに応じて決められるもので、個々のケースによって異なります。合理的配慮の否定は、障害者への差別となります。
てんかんのある子どもの教育についても、この定義に基づく教育体制整備の推進が図られることにより、平等とより一層の充実が実現されることが期待されます。

注1) 学校における「合理的配慮」の定義:障害のある子どもが、他の子どもと平等に「教育を受ける権利」を享有・行使することを確保するために、学校の設置者及び学校が必要かつ適当な変更・調整を行うことであり、障害のある子どもに対し、その状況に応じて、学校教育を受ける場合に個別に必要とされるもの」であり、「学校の設置者及び学校に対して、体制面、財政面において、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの。